子供対象の長期キャンプは夏だけのものと思っていませんか?決してそんなことはありません。四季折々開催されていてそれぞれの魅力と楽しみ方があります。
キャンプの目的のひとつは自然に親しむことですから、季節ごとに色を変える自然をその時々に楽しめるはずです。
春夏秋冬、季節ごとにどんな長期キャンプがあるのか紹介ていきたいと思います。
春
春はお花見をからめたキャンプが人気です。お花見をしながら外で旬な食材を調理して食べる贅沢はなかなかのものです。
この頃の気候は、暑くもなく寒くもなく、過ごしやすいですから外でのBBQを楽しむこともできます。
ただし、春キャンプの場合には朝晩が思った以上に冷え込み、寒く感じることがあります。風邪をひかないように、防寒対策はしっかりしていった方が良さそうです。
夏
夏はやはりキャンプの定番ですから、種類も豊富です。
山の探検やボートに乗って川下りを楽しむキャンプ、海でキャンプファイヤーができるプログラムもあり多種多様。
夏は子どもが大好きなカブトムシ、クワガタ等の昆虫を観察できるのも魅力ですね。
夏休みは一年のうちで一番長い休みですから、上手に利用すれば子どもにとって財産ともいえるような経験をさせてあげるチャンスにもなります。
ゲームやテレビをして、家にこもり、なんとなく休みが終わってしまったのではもったいないです。
サマーキャンプには普段、家にいてはできないようなプログラムが盛りだくさんです。
せっかくの夏休み、何か特別なことを経験させてあげるのもいいですね。
秋
「実りの秋、食欲の秋」ですが、秋の収穫物でおいしい料理をつくり、試食できるキャンプがあります。初心者はもちろん、誰でも簡単に参加できるプログラムです。
中には、稲を刈ってお米からできる米粉でクレープを作る体験ができるものも。
「毎日食べているお米はこうやってできるんだ。」「自分で作るクレープはおいしい。」等、子どもたちの新鮮な声を聞くことができます。
最近では、食育ということが盛んに言われていますが、自ら収穫したものを料理して食べる体験は、子どもに食への感謝の心を持つことをおしえてくれます。
「秋」をからだで感じることができるキャンプ体験はとても貴重なものですね。
冬
冬はスキーやスノボ、そり遊び等のウィンタースポーツを経験できるプログラムが主流です。
小学生から参加できて、数日間雪山を満喫しようというプランも。
はじめて参加する子どもであっても、キャンプ期間内でリフトに乗って滑れるようになります。
経験者であれば、もっとかっこいい滑り方の指導を受けることもできます。
キャンプ参加者には経験者もいれば、初心者もいますが、滑る前にそれぞれのレベルを見てクラス分けをした上で、指導が受けられますから安心です。
ウィンタースポーツは、体が柔らかくて、ケガもしにくい子どものうちに身につけておいた方がいいですね。
滑れなかった子が滑れるようになった時に味わう達成感や昨日より上手に滑れたうれしさは、その子の自信につながります。